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ソフトバンク、米新聞大手買収に関心か 米報道

(更新)
トロンクはシカゴ・トリビューンなど有力地方紙を傘下に持つ=ロイター

【ニューヨーク=清水石珠実】ソフトバンクグループが米新聞大手トロンクの買収に関心を示している模様だ。新興メディアのアクシオスが16日報じた。トロンクは米有力地方紙「シカゴ・トリビューン」「ボルティモア・サン」などを傘下に持つ。ソフトバンク以外には、投資ファンドのアポロ・グローバル・マネジメントや新聞大手ガネットが同社の買収を検討しているという。

同社の旧社名はトリビューン・パブリッシング。新聞業界の老舗だが、近年はネット媒体の台頭に押されて購読者や広告収入が激減し、財務体質の悪化に苦しんでいる。2月、有力紙「ロサンゼルス・タイムズ」の売却を決定し、得た資金で負債を返済し、デジタル事業を強化する方針を明らかにしていた。

経営の混乱も続いている。2007年、米不動産王のサミュエル・ゼル氏がトリビューンを買収したが、翌年には米連邦破産法11条の適用を申請し、事実上経営破綻した。

約2年前にはネット事業で財をなしたマイケル・フェロ氏が筆頭株主になったがセクハラ疑惑で今年2月に会長を退任。4月13日、保有していた発行株式の約4分の1すべてを売却することが明らかになったばかり。経営陣が変わるたびに、コスト削減が優先され優秀な人材が流出する悪循環に陥っている。

新聞大手のガネットは、16年にも約半年にわたり同社に対して買収提案を行ったが、最終的は融資のメドがつかずに断念した経緯がある。

16日、ソフトバンクが買収を検討していると伝わると、トロンク株は大幅高となった。同日の終値は19ドルちょうどと、前週末比で約11%高で引けた。

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