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ショット抜群、小平が米プロゴルフツアー初V

2018/4/16 23:17
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15日閉幕のRBCヘリテージ(サウスカロライナ州)で、小平智(28)が日本人男子5人目となる米ツアー優勝の快挙を果たした。A・パーマーが最初の王者で、50回記念という伝統の大会を制し「目指していた舞台で、こんなに早く優勝できるとは。本当にうれしい」と喜びがあふれた。

米ツアーで初優勝し、笑顔でトロフィーを掲げる小平=AP

首位と6打差の12位でスタートした。次週の出場権を得るため、10位以内を目指しただけに「今までの優勝(日本ツアー6勝)の中で、一番頭の中が真っ白」。1番で1メートルにつけ3連続バーディー発進。7バーディー、2ボギーの66と、2日目の63に次ぐ快スコアをたたき出し、痛快な逆転劇を演じた。

昨季の国内ツアーでは平均ストローク、パーオン率など軒並み1位。ツアー随一のショット力が猛チャージの源泉にある。金シウ(韓国)とのプレーオフ3ホール目で7メートルのバーディーパットをねじ込み、決着をつけたように小技の上達も著しい。日本ツアー選手権で初優勝した2013年にランク64位だったパットが昨季は2位。先日のマスターズでは、決勝進出53人中9位と高速グリーンにも適応した。

マスターズからショットは好調で、手応えの良さをアピール。初出場で28位に入り自信を膨らませた。昨年末の世界ランクは51位で年内に出場権を確定できなかったが、シンガポール、ミャンマーと続いた1月の日本・アジア共催試合で2週連続2位に入り、その後も米ツアーを転戦。苦しい思いをしながら、憧れの舞台に足を踏み入れ「1月からいろいろ考えてゴルフをして、むちゃくちゃ成長した」と小平。米ツアーの雰囲気や芝にも慣れ、緊張しなくなったという。貴重な経験を、快挙に結実させた。

年下の石川遼、松山英樹の米ツアー参戦に刺激され、海外志向が強かった。14年には米ツアー予選会に挑戦している。米3勝の丸山茂樹は以前、パワーヒッターぞろいの米ツアーで活躍する条件として「180センチ以上ないと厳しい。英樹がぎりぎり」と話していた。172センチの小平の優勝は、一時撤退した石川らを勇気づけるだろう。2年間のシード権も獲得し、世界ランクは46位から27位に急浮上。「少し英樹に近づけたかな? メジャーでも優勝争いできる選手に、頑張ってなりたい」と意気込みを語る。

国内では、昨季惜しくも逃した賞金王どりを宣言している。日米掛け持ちとなる今後の日程調整をどうするか。うれしい悩みが生まれた。(吉良幸雄)

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