2018年9月23日(日)

介護業務 AIで効率化 金沢工大、ロジックと研究
計画書の作成支援

2018/4/16 21:36
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 金沢工業大学は介護事業所向けシステムのロジック(金沢市)と組み、人工知能(AI)を使って介護施設に勤める職員の業務を効率化する技術の共同研究を始めた。ロジックの持つ介護関連のビッグデータと金沢工大のAI技術を組み合わせ、介護計画書の作成を支援する。2018年度中に事業化し、人手不足が深刻化する介護施設などの業務軽減を支援する。

金沢工業大学はロジックと組み、AIで介護計画書の作成を支援する研究を始めた(左は金沢工業大学の中野淳教授、右はロジックの和田森久志CEO)

 ロジックはIT(情報技術)を利用した介護業界向けのサービスを展開しており、年間1千万件以上の介護記録をデータとして蓄積。こうしたビッグデータをAIに学ばせる。金沢工大との研究では年齢や要介護度など介護利用者の情報のほか「一人でトイレにいけるようになる」といった目標を入力し、個々の状況に合わせて計画書に盛り込む介護項目などを提案できるようにする。

 将来的にはビッグデータの解析結果を介護利用者の自立支援に生かしたり、自治体や薬局など介護業界以外でも活用できるようにしたりして、サービスの幅を広げたい考えだ。

 介護業界では人手不足が深刻化している。介護計画書の作成は介護利用者1人に対して、早い職員でも5時間程度かかるほか、定期的に見直しが必要という。作成者によって内容にばらつきが出るなどの課題もある。AIを活用することで現場の業務や計画書の改善につなげてもらう。

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