2018年7月20日(金)

茨城県、保健所再編へ議論 医療の効率化図る

2018/4/17 1:00
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 茨城県は16日、県内の保健所の再編に向けた懇話会の初会合を開いた。医師不足に伴い所長や職員数が減少傾向にある中、地域差なく必要な医療機能が提供できる体制を整えたい考え。

 懇話会は大学教授や医師会関係者などの専門家で構成。県内にある12の保健所について、専門性の高い職員の配置や業務の効率化などの観点から再編を検討する。今後、2回の議論を経て6月中にも意見書をとりまとめる予定だ。

 県内の保健所の常勤職員数は2016年度にかけての10年で13%減の283人。所長数は18年4月時点で7人で、うち5人が2カ所の保健所長を兼務している実態がある。さらに、水戸市は20年に中核市へ移行し、独自に保健所を設ける意向を示している。これらの点も踏まえ、地域による医療提供体制に支障が出ないような再編の方法を話し合う。

 初回の16日はこうした現状や課題を整理。委員からは「地域住民なども含む幅広い意見を集約すべきだ」「IT(情報技術)の活用も検討してはどうか」といった声があがった。

 再編の時期は水戸市が中核市に移行する20年を念頭に置きつつ、対象についても次回以降の会合で具体的に議論していく方向だ。

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