2018年4月22日(日)

福島・浪江町、水素拠点立地の産業団地を起工

北海道・東北
2018/4/16 23:30
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 福島県浪江町は、世界最大級の水素製造工場が入る棚塩産業団地の造成工事に着手した。約50億円の事業費には国の補助金を活用し、2019年度の完成をめざす。東京電力福島第1原子力発電所事故の被災地で進む福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想を推進する。

 造成する土地の面積は約49ヘクタール。東北電力が建設を中止した浪江・小高原発の予定地で、同町に無償譲渡された約128ヘクタールの一部を利用する。馬場有町長は15日の起工式で「(団地は)復興のシンボルになるだけでなく、国内や世界から大きな注目を浴びることが強く期待できる」と話した。

 東芝グループ、岩谷産業、東北電力が新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から受託した水素製造工場は今夏にも着工。太陽光発電などによる再生可能エネルギーから水素を生み出す。同県南相馬市が中心の福島ロボットテストフィールドの一部となる無人航空機の滑走路(全長400メートル)なども19年度に開所する予定だ。

 両施設の用地のほかに約11ヘクタールを確保し、ロボット関連などの新産業に取り組む企業を誘致する。

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