林業大学校が開校、高知 隈校長「全国のモデルに」

2018/4/16 20:37
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森林率84%で日本一を誇る高知県の林業の担い手らを育てる県立林業大学校(香美市)が開校した。基礎から専門まで幅広いコースを用意したのが特徴で、18~63歳まで40人の1期生が入校した。林業の人づくりを通じて、森林が多い地方の活性化につなげる。

隈研吾校長(右)を前に宣誓する新入校生(15日、香美市)

校長には東京五輪のメイン会場となる新国立競技場を設計した建築家の隈研吾氏が就任した。15日にあった開校式で、隈氏は「各地で林業教育機関設立の動きがあるが、これだけ充実した場所はない。スタッフも環境も含めて全国のモデルになる」と話した。

林業大学校は15年度に先行開校した県立林業学校を改称した。林業機械の操作などを学ぶ従来の基礎課程に加え、「森林管理コース」や「木造設計コース」などの専攻課程を設けた。新校舎には強度が高く県などが普及をはかるCLT(直交集成板)を活用した。

林業を成長産業に変えるため県外からも人材を呼び込む。1期生には県外出身者が8人含まれる。尾崎正直知事は「全国に開かれた学校であり続けたい。林業の再生で、高知だけでなく日本の地方の再生をなしとげたい」と力を込めた。

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