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JALが首位に飛躍、就職人気ランキング

航空大手2社が就職人気ランキングの上位に立った

就職したい企業の首位は日本航空、3位は全日本空輸――。就職支援大手ディスコ(東京・文京)が16日発表した2019年卒学生の就職希望企業人気ランキングで、航空大手2社が上位を占めた。日航はブランドイメージと業績の回復を改めて印象づける結果となった。2位は伊藤忠商事だった。

日航は「ブランド力がある」「グローバルな事業を展開している」「仕事が面白そう」などの項目で高い支持を集めた。

ディスコが現在の形でランキングを発表するのは3回目。日航は前々年7位、前年4位から順位が徐々に上がった。ライバルの全日空は前々年6位、前年3位と来て今年も3位だった。

日航は経営破綻から立ち直り、昨年以降は新規路線就航などで攻めの姿勢を打ちだしている。人気アイドルグループ「嵐」を使ったテレビCMなど広告宣伝が浸透していることもあり、学生の間でも高いブランド力を確立したようだ。

ディスコが運営する就職情報サイト「キャリタス就活」の駒形一洋編集長は「両社はもともと人気企業だが、インバウンド(訪日外国人)需要で注目されている点も後押ししている」とみる。

順位を上げた企業をみると、メーカーが目立つ。トヨタ自動車は昨年の12位から、5位にランクアップした。昨年31位だったソニーは11位に上昇した。人工知能(AI)やあらゆるモノがネットにつながる「IoT」などの技術革新が進むなか、「特に理系の学生からの人気が高まっている」(駒形氏)という。

一方で、メガバンクのランクダウンが顕著だ。上位10位に入ったのは4位の三菱UFJ銀行のみ。昨年1位のみずほフィナンシャルグループは17位、昨年5位の三井住友銀行は14位に下落。過去の調査では、メガバンク3社はそろって毎回上位5位に入っていた。

メガバンクは採用抑制方針を打ち出しており、今回は特に女子学生の人気が低迷、「例年一般職志望の女子学生から集まっていた票を大幅に減らしている」(駒形氏)。

今回順位が上がった企業は、メガバンクからのシフトが進んだ面もありそうだ。

調査はキャリタス就活に登録する大学生を対象に、就職希望企業を選んでもらった。17年12月1日から18年3月21日まで実施し、5671人から回答を得た。

(企業報道部 潟山美穂)

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