2018年12月19日(水)

太陽電池、アイロンで衣類に貼り付け 東レ・理研が開発

2018/4/17 4:00
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理化学研究所の染谷隆夫チームリーダーらと東レは、アイロンで衣類に貼り付けられるシート状の太陽電池を開発した。伸縮性にも優れ、折り曲げても壊れない。脈拍などを測るセンサーの電源に活用でき、持病を持つ人の健康管理などの用途を想定している。量産技術の開発を進め、2020年前半の実用化を目指す。

開発した電池はアイロンで衣類に簡単に貼り付けられる

布に貼り付けた太陽電池=理研提供

成果は米科学アカデミー紀要に17日発表する。太陽電池の厚さは3マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルで、光のエネルギーを電気に変える効率は10%あり、実用化を目指せる水準という。縦横5センチメートルの大きさで36ミリワットの電力が得られ、センサーや無線機器などを動かせる。面積を大きくすれば、スマートフォンなどの電源にも使えるとみている。

発電に使う有機材料を改良して、耐熱性を向上させた。裏面に熱を加えると溶けるフィルムを付け、アイロンで衣類に貼れるようにした。

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