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がん検査、尿で手軽に 日立が実証実験

尿を用いたがん検査の実証実験を始める

日立製作所は16日、尿を用いたがん検査の実証実験を今月から始めると発表した。尿に含まれる物質の解析により、小児がんや成人の胆道がんなどの有無を検出する。医療機関で血液を採取する従来の手法に比べて手軽に検査が受けられる利点がある。がんの種類によっても異なるが、早ければ2020年代はじめの実用化を目指す。

日立は尿に含まれる物質を用いたがん検査の技術を15年から研究している。尿中の数千種類の物質から、がんの目印となる物質「バイオマーカー」を数種類抽出し、解析してがんを見分ける。

実証実験では半年間かけて、尿検体の搬送時の温度管理やがんの目印となる物質の測定精度などを検証する。

検体の管理ではIT(情報技術)システムも活用する。スマートフォンの専用アプリで検体を撮影して時間や場所を特定。全地球測位システム(GPS)と温度情報を送信できる箱を用い、搬送中の状況を把握できるようにする。

実証実験では、シミックファーマサイエンスが物質の分析を担当。解析データの評価では名古屋大学医学部付属病院が協力する。

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