世界4位のスパコン「暁光」撤去へ 移設場所を募集

2018/4/16 18:00
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日経クロステック

PEZY Computing(ペジーコンピューティング)グループでスーパーコンピューター開発を手掛けるExaScaler(エクサスケーラー、東京・千代田)は2018年4月13日、海洋研究開発機構(JAMSTEC)に設置していたスパコン「Gyoukou(暁光)」の運用を停止し、撤去することを明らかにした。同スパコンは2017年11月のTOP500ランキングで国内1位、世界4位を達成している。

科学技術振興機構(JST)が同スパコンに関する開発事業の中止を決定したことに伴い、JAMSTECが4月12日付でGyoukou設置にかかわる賃貸借契約解除をExaScalerに通知した。ExaScalerは通知を受け、「可及的速やかにGyoukouの運用を停止し、撤去、原状復帰工事に着手」するとしている。

同社は早期の運用再開に向け、移設場所の確保に乗り出す。「できるだけ早く見つけ、年内に再稼働したい。置いてもいいというところがあれば、ぜひExaScalerに連絡してほしい」(ExaScaler広報)。Gyoukouは全体の消費電力が5メガWと大きく、分割して設置することも検討する。

磁界結合でデータを高速に伝送するTCI技術については「引き続きグループのコア技術と位置づけている」(ExaScaler広報)とした。PEZY Computingと同グループのウルトラメモリが研究開発を継続するとみられる。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 浅川直輝)

[日経 xTECH 2018年4月13日掲載]

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