2019年9月21日(土)

「重大問題」で意見交わす 金正恩氏、中国高官と会談

2018/4/15 12:21
保存
共有
印刷
その他

【ソウル=恩地洋介】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は14日、芸術団を率いて平壌を訪れている中国共産党の宋濤・中央対外連絡部長と会談した。15日の朝鮮中央通信によると、両氏は中朝関係の発展で一致するとともに、共通の関心事である「重大問題」や国際情勢について意見を交わした。米朝首脳会談を控え、中朝の関係改善と結束を誇示する狙いとみられる。

宋濤氏が2017年11月に訪朝した際は、金正恩氏との会談が見送られ、中朝関係の冷え込みが取り沙汰された。しかし北朝鮮は年明けから対話姿勢に転じ、3月下旬に中国を電撃訪問した金正恩氏が習近平(シー・ジンピン)国家主席と会談した。その後は双方ともに伝統的な中朝関係の復活に努める姿勢を示している。

金正恩氏は「両党の関係をさらに強化し、伝統的な朝中友好を新たな段階へと積極的に発展させる」と述べ、宋氏は「中朝関係の長期的で安定的な発展を推し進める」と応じた。正恩氏は会談で習氏を「近い友人」と呼び、滞在中の中国芸術団を「党と政府を総動員し、最上の水準」によってもてなすと強調した。

北朝鮮側が14日に催した宴会には夫人の李雪主(リ・ソルジュ)氏や、妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長も出席した。

15日の朝鮮中央通信は、李雪主氏を「尊敬する李雪主女史」と呼び、同氏が14日に中国芸術団のバレエ公演を鑑賞したことも報じた。「ファーストレディー」として露出を高める意図とみられる。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。