プーチン大統領「侵略行為」と欧米を非難 - 日本経済新聞
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プーチン大統領「侵略行為」と欧米を非難

国連安保理緊急会合を要請

【モスクワ=小川知世】米英仏によるシリアへの軍事攻撃を受けて、同国のアサド政権を支援するロシアのプーチン大統領は14日、攻撃は「テロとの戦いの前線にある主権国家に対する侵略行為」との非難声明を出した。緊迫するシリア情勢が国際関係全般に影響を与えているとして、国連安全保障理事会の緊急会合の開催を要請すると表明した。

プーチン氏は声明で、米国などのシリア攻撃は国際法に違反すると非難。米国の行動は「シリアの人道的災害を拡大」させ、新たな難民を生み出すと訴えた。シリアでの化学兵器使用疑惑が2017年4月に続いて再び米国による軍事介入の口実にされたと指摘。化学兵器禁止機関(OPCW)の調査結果を待たずに軍事攻撃を始めたと批判した。

ロシアはアサド政権による化学兵器使用疑惑は「でっちあげ」で、英国が関与した証拠があると主張。米国による軍事介入をけん制していた。

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