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米大手銀3行そろって増益、法人減税の恩恵大きく
2018年1~3月期決算

2018/4/14 0:25 (2018/4/14 7:41更新)
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【ニューヨーク=平野麻理子】米金融大手の2018年1~3月期決算が13日から始まった。最大手JPモルガン・チェースの純利益は17年末に決まった法人減税の恩恵などで、前年同期比35%増の87億1200万ドル(約9400億円)と大きく伸びた。シティグループとウェルズ・ファーゴも税制改革の影響が大きく、増益を確保した。3社ともに1株当たり利益は市場予想を上回った。

金融機関はもともと法人税率が高かったため、トランプ政権が17年末に決めた減税による業績改善が期待されていた。JPモルガンの法人税率は、前年同期の22.7%から18.3%に低下した。

シティは17年10~12月期に税制改革に伴う一時的な費用が発生し、赤字に転落していた。18年1~3月期には減税効果が出始め、純利益は前年同期比13%増の46億2000万ドルとなった。

米連邦準備理事会(FRB)による利上げも、貸出金利と預金などの調達金利の差である「利ざや」で稼ぐ銀行にはプラスとなった。JPモルガンでは1~3月期に利ざやが2.48%となり、前年同期(2.33%)から改善した。米景気の拡大に伴い、ローン残高は4%増の9340億ドルまで伸びた。

年明け以降は金融市場のボラティリティー(変動率)が高まったことで、市場で株式や債券の取引が盛んになった。JPモルガンとシティグループでは、株のトレーディング収入が前年同期から3~4割増加した。

ウェルズの純利益は、6%増の59億4000万ドルだった。ただ、同行は住宅ローンと自動車保険を巡る不正営業で規制当局と罰金の支払いを協議中のため、その結果次第で決算内容を修正する可能性がある。米メディアによると、米消費者金融保護局など規制当局は、ウェルズに10億ドルの罰金支払いを求めている。

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