2018年4月24日(火)

人口減少率、東北全県で拡大 17年10月推計

北海道・東北
2018/4/13 23:00
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 総務省は13日、2017年10月1日現在の人口推計を発表した。東北では6県とも前年同時期から人口が減少し、減少率では秋田(1.40%)が全国ワーストとなるなど、宮城、福島を除く4県で減少率が1%を超えた。年齢別の割合は、全県で15歳未満が低下する一方で、65歳以上は上昇。少子高齢化が一段と顕著になった。

 東北各県の人口減少率は全県で前年を上回った。減少率が1%を下回った2県も状況は深刻で、福島は0.97%減と前年の減少率(0.69%)を大きく上回った。宮城も減少率は前年から0.1ポイント以上拡大している。

 出生者数と死亡者数の差である自然増減は、全県でマイナスとなり、なかでも秋田は1.0%の減少率を記録。自然減少率は全県で前年を上回った。人口移動に伴う社会増減は、宮城を除く5県で減少した。減少率では青森が0.43%で東北では最も大きかったが、前年の減少率(0.47%)からは若干改善した。

 福島の社会減少率は0.37%と前年の減少率(0.17%)を大きく上回っており、東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う県外避難が人口減少に拍車を掛けている姿がうかがえる。社会増となった宮城も増加率は0.01%で前年(0.08%)から低下し、社会減が目前に迫っている。

 各県の年齢階層別人口割合を見ると、15歳未満の割合は全県で前年から低下。全国最低は秋田の10.1%で、全県で全国平均(12.3%)を下回った。

 65歳以上の割合は全県で前年を上回った。秋田(35.6%)が全国最高で、宮城(27.2%)を除く5県が全国平均(27.7%)を上回った。75歳以上の割合も宮城を除く5県で全国平均を上回っており、少子高齢化が急速に進む現状が改めて浮き彫りになった。

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