2018年6月18日(月)

スタートアップ発表会 医師向けサービスが最優秀賞

スタートアップ
2018/4/13 21:12
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 デジタルガレージは13日夜、スタートアップ企業向け成長支援プログラム「オープンネットワークラボ」の成果発表会を都内で開いた。ベンチャーキャピタル(VC)などの投資家を前に5社のスタートアップが事業計画をアピール。医療や介護、子育てなど特定分野における現場の課題をIT(情報技術)で解決するサービスが聴衆の関心を集めた。

最優秀賞に選ばれたフェローの林久美子代表は医師向け症例共有サービスを開発する

 最優秀賞に選ばれたのは医師向けの症例共有サービス「Dr.Fellow(ドクターフェロー)」を手がけるフェロー(東京・新宿)。医師の林久美子代表はプレゼンテーションで「医師は論文や学会で症例を勉強しているが効率が悪い」と指摘。ドクターフェローは専門性を持つ医師が実名で症例を提供し、ネットで共有するため、効率的に学習できる。「開発段階から協力してくれる医師が13人いるのが強み」という。林代表は「忙しい医師の時間を効率化して、医療の質を向上させたい」と抱負を語った。

 参加者からの投票によるオーディエンス賞は人工知能(AI)を活用した画像編集サービス「ReShape(リシェイプ)」を運営するNavier(東京・渋谷)が選ばれた。渋谷拓代表は「機械学習の技術を使ってノイズ除去や高画質化を行い、画像編集に関わる時間を大幅に削減できる」と話した。

 デジタルガレージは2011年からオープンネットワークラボの運営を開始しており、今回で16回目。創業間もないスタートアップを対象に3カ月間をかけてビジネスプランを磨き、事業拡大に向けた資金調達につなげるのが目的だ。

 これまでに累計で91社が参加、プログラム卒業後に資金調達に成功した企業の比率は57.5%に上るという。過去には楽天に買収されたフリーマーケットアプリ運営のファブリック(東京・渋谷)などを輩出している。

(鈴木健二朗)

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