2018年10月20日(土)

日本ビール、高級ジンに参入 C・W・ニコルさん企画

2018/4/13 15:35
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海外ビールの輸入・販売を手掛ける日本ビール(東京・目黒)は13日、高級ジンに参入すると発表した。サンショウを使った英国産ジンを5月上旬発売する。海外では素材や製法にこだわった「クラフトジン」と呼ばれる高級ジンのブームが起きている。日本ビールは日本でも今後、大きな成長を期待して、参入に踏み切った。

日本ビールはC・W・ニコル氏が企画・開発に関わった高級ジン「こころ」を輸入販売する(写真は日本ビールの内田茂社長(左)とC・Wニコル氏)

発売するのは、作家C・W・ニコル氏がプロデュースしたジン「こころ」。同氏のおいが英国内で製造する。既に英国内では販売しており、販売が好調という。

同商品は、サンショウの若い実に加えて、ジンの香りづけの代表的な植物であるネズの実など9種類の薬草成分を活用する。同日、発表会に参加したニコル氏は「サンショウはほかの味を生かす。日本の食事とも合う」とPRした。

全国の百貨店やスーパーなどで販売する。参考小売価格は700ミリリットルで税別4480円。初年度の月間販売目標は500ケース(1ケースは4.2リットル換算)。2年目以降は年3割の成長をめざす。内田茂社長は「若者にも飲んでもらいたい」と強調した。

世界ではジン市場が拡大している。サントリースピリッツによると、2016年のジン市場全体では約6千万ケース(1ケースは8.4リットル換算)と15年より2%拡大。特にクラフトジンを含めた高級ジンの伸びが顕著で、約885万ケースと12%と大きく伸びて市場をけん引する。

日本勢の動きも熱を帯びる。サントリーはグループの米ビームサントリーと高級ジン「ROKU(ロク)」を共同開発。桜の花や煎茶など和の素材を使った。17年に国内外で発売。日本では同年5千ケース(1ケースは8.4リットル換算)を売り、当初の販売計画を大きく上回る実績を上げた。アサヒビールも17年、「ニッカ カフェジン」を発売した。

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