2019年8月18日(日)

ムーディーズ、インドネシア国債格上げ

2018/4/13 14:32
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【ジャカルタ=鈴木淳】大手格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは13日、インドネシア国債の格付けを「Baa3(トリプルBマイナスに相当)」から「Baa2(トリプルB)」に1段階引き上げたと発表した。見通しは「安定的」。外貨準備の増加などで「外的ショックへの耐性が高まっている」と評価した。

ジョコ大統領(中)は構造改革でインドネシアの信用を高める(4日、ジャカルタ)=インドネシア大統領府提供

インドネシア国債の格付けを巡っては、ムーディーズとS&Pグローバル、フィッチ・レーティングスの大手格付け3社が2017年5月までに投資適格水準の「トリプルBマイナス」に引き上げていた。昨年12月にはフィッチが格付けを1段階引き上げて「トリプルB」としていた。

14年に誕生したジョコ政権は財政赤字を国内総生産(GDP)比で3%以内に抑制するなど、財政状況の健全化に努めている。外貨準備高も7.9カ月分の輸入額にあたる1260億ドル(18年3月末)となり、最低限必要とされる3カ月分を大きく上回る。かつては経済基盤が弱い「フラジャイル5(脆弱な5カ国)」と名指しされていたが、経済運営は改善し、安定している。

ジョコ大統領は昨年12月のフィッチの引き上げ後、日本経済新聞の取材に対して「格付け会社から信用されることは重要だ」などと述べ、経済の構造改革や規制緩和を進めてインドネシアの信用を高める方針を示していた。

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