2019年6月17日(月)

シンガポール、金融引き締め 1~3月GDP4.3%増

2018/4/13 10:29
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【シンガポール=中野貴司】シンガポール金融通貨庁(MAS)は13日、金融政策を引き締め方向に変更したと発表した。同日発表の1~3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)が前年同期比で4.3%増と好調だったためで、金融の正常化にカジをきる。

MASは政策金利を変更する代わりに、自国通貨の名目実効為替レートの誘導目標を定める金融政策を採用している。今回は為替レートの誘導手段のうち、「傾き」をやや上昇方向に調整し、金融引き締めに踏みきる。

MASがこれまで緩和方向だった金融政策を引き締めるのは、2018年を通じて堅調な経済成長が続くとみているためだ。18年から19年にかけて物価上昇率も高まっていく見通しで、引き締めに転じても景気への悪影響は回避できると判断した。一方、米中の貿易摩擦が激しくなれば世界の貿易に重大な影響をもたらすとして、影響を引き続き見極める考えを示した。

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