米KSS、タカタ買収を完了 社名も変更

2018/4/12 6:40
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【シリコンバレー=白石武志】自動車用安全部品メーカーの米キー・セイフティー・システムズ(KSS)は11日、民事再生手続き中のタカタの事業買収を完了したと発表した。買収資金の一部は増資によってまかない、KSSの親会社である中国の寧波均勝電子が過半を引き受けた。タカタの事業は中国資本に取り込まれる形で存続することになる。

KSSは17年6月に民事再生法の適用を申請し経営破綻したタカタから、大規模リコールの原因となったエアバッグ部品を除くほぼ全ての事業を15億8800万ドル(約1700億円)で買収することで合意していた。今回のKSSの増資では寧波均勝電子が約7割を出したほか、香港を拠点とする大手投資会社パシフィック・アライアンス・グループ(PAG)などが残りを引き受けた。

タカタからの事業買収が完了したのに伴い、KSSは社名を親会社の英語表記にそろえて「ジョイソン・セイフティ・システムズ」に変更した。本社もタカタの米国中核子会社の本社があったミシガン州オウバーンヒルズに移転した。事業買収完了後の年間売上高は約70億ドルとなり、自動車用安全部品で世界最大手のオートリブ(スウェーデン)に次ぐ規模となる。

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