2018年9月26日(水)

ちふれ化粧品、埼玉・飯能市に新工場

2018/4/11 22:00
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 化粧品中堅のちふれ化粧品(埼玉県川越市)は15億円強を投じ、飯能市に新工場を建設した。16日に稼働する。工場の新設は川越市内の本社工場以来、36年ぶり。主力のスキンケア商品の専用工場と位置付け、箱詰め作業の自動化などで生産効率を高める。スキンケア商品の生産能力を25%引き上げ、年間約1100万本を生産できる体制を整える。

 本社工場や県内の物流拠点からアクセスしやすい場所を選んだ。2階建てで延べ床面積は約2300平方メートル。生産ラインや品質保証を担当する従業員25人が既存工場から移るほか、新たに5人を雇用する。

 近年は化粧水など主力のスキンケア商品が好調で、本社工場の操業時間を延長したり、商品の一部のOEM(相手先ブランドによる生産)調達したりして対応してきた。「対応できる上限に達してきた」(同社)ため、新工場で生産能力を大幅に高める。

 従来は手作業で行っていた工程には自動化の機械を導入する。化粧水を生産していた本社工場のスペースは、他の商品の生産ラインにあてる予定だ。

 同社の主力ブランド「ちふれ」は11月で発売から50周年を迎える。スキンケア商品だけでも90種類そろえるなど、豊富な品ぞろえと千円前後の手ごろな価格が特徴だ。

 当初は中高年向けのイメージが強かったが、女優の木村文乃さんらを起用したCM効果や交流サイト(SNS)を通じた口コミなどで、最近では若い女性にも顧客層を広げてきた。17年3月末時点でドラッグストアを中心に全国の約1万7000店舗で取り扱っている。売上高も過去5年間は増加傾向で、17年3月期の売上高は約180億円だった。

 国内は人口減少で縮小する市場が多いが、化粧品市場は堅調だ。矢野経済研究所(東京・中野)によると、16年度の国内の化粧品市場は前年度比約3%増の2兆4715億円。このうち、スキンケアの市場が約46%を占めている。

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