備前焼のカプセル自販機 岡山電気軌道の路面電車
両備グループ傘下の岡山電気軌道(岡山市)は11日、備前焼入りカプセルの自動販売機を設置した路面電車の運行を始めた。同グループなどが5月12~13日に岡山市で開催する陶器市「ひがしやま備前焼市」のPRの一環で、1回500円でレバーを回すと500~2000円相当の焼き物が入ったカプセルが出てくる。5月28日まで、火曜日を除いて運行する。

自販機は清輝橋線(岡山駅前―清輝橋)で1日23往復運用している低床車両「MOMO(モモ)1」の車内に設置。カプセルには陶器市に出展する10の備前焼の作家・窯元が製作したぐい飲みや箸置き、小型のつぼなど20種類以上の焼き物のいずれかが入っている。車内では窓側の棚の部分6カ所に、花器や湯飲みなどを展示している。
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