2018年9月22日(土)

NTTドコモ、マンホール型基地局を開発、18年度内に導入

モバイル・5G
2018/4/11 19:46
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 NTTドコモは11日、マンホール型の基地局を開発したと発表した。歩道や公園などに穴を掘って地下に基地局を設置し、地表周辺をエリア化する。通常基地局と比べて安価な設置が可能で、観光地など屋外の基地局設置が難しいエリアを中心に18年度内の導入を目指す。

NTTドコモが開発したマンホール型基地局

 ドコモが開発したマンホール型基地局は、装置サイズがランドセル程度の基地局本体と、専用のマンホール蓋で構成する。深さ70センチメートル程度の穴を掘り基地局を設置。専用のマンホール蓋で防護する。

 マンホール蓋は一般的な鉄製ではなく、電波を通しやすい樹脂製とした。地表周辺の半径90メートル程度をエリア化できるという。クルマが上に載った場合も想定し、マンホール蓋は25トンの耐荷重性能を確保した。

 通常の携帯電話向け基地局は鉄塔やビルの屋上に設置することが一般的。ただし観光地などでは景観の問題から基地局の設置が敬遠されるケースがある。都心部でも昨今、基地局の設置場所の確保が難しくなっているという。ドコモでは18年度内にこうした場所での導入を目指す。

 今回のマンホール型基地局は1000万円を下回る金額という。通常のビル屋上に設置する基地局よりも安価であり、地上から地下へ、新たな通信インフラ構築の流れを生む可能性がある。海外でも欧州の携帯電話事業者がマンホール型基地局の設置を進めている例があるという。

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