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ソフトバンク、次世代電池で拠点 物材機構と共同研究

ソフトバンクと国立研究開発法人の物質・材料研究機構は11日、リチウムイオン電池よりも性能が大幅に高い「リチウム空気電池」の共同研究を始めると発表した。先端技術開発センターを設置し、2年間で約10億円を投じる。基礎研究を進め、2025年をメドに実用化したい考えだ。

リチウム空気電池は次世代電池の有力候補で、充放電に空気中の酸素を利用する。理論上は性能の目安となる容量をリチウムイオン電池の5倍以上にできる。小型化しやすく、携帯機器やドローンなどに使う電池として期待を集める。

センターは11日付で設置した。数十人の研究者らが参加し、物材機構の基礎研究の成果を活用しながら電池の基本設計や試作、性能や安全性の評価などを手がける。

都内で記者会見したソフトバンクの宮川潤一副社長は「電池の容量が5倍になれば世の中が大きく変わる」と強調。そのうえで、電池メーカーがリチウム空気電池に興味を示さない場合は「我々がやるかもしれない」と自社での製品化に含みを持たせた。

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