LNG船向け大型補給拠点を整備 世界主要港へ
国交省、川崎汽船や住商など参加へ
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国土交通省は世界的に建造が進んでいる液化天然ガス(LNG)燃料船向けの補給拠点を国内で初めて整備する。東京湾と伊勢・三河湾の2カ所で、総事業費は数百億円規模。民間からは川崎汽船や住友商事などが参加する見込みだ。2020年に船舶の排ガス規制が厳しくなるのを見越し、アジアで大型補給拠点をいち早く設け、将来世界の重要な港湾として存在感を高める狙いがある。
国交省は補給拠点の整備に参加する企業に対し、事...