列車に独自ヘッドマーク、好評 わたらせ渓谷鉄道

2018/4/11 12:50
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わたらせ渓谷鉄道(群馬県みどり市)が2017年9月から始めた、運行列車にオリジナルヘッドマークを掲示できる商品が好評だ。掲示内容は自由で、誕生日記念の写真や、企業のPRなどさまざま。鉄道が大好きな孫の顔写真を掲げた女性は「一生残る記念になった」と喜ぶ。

わたらせ渓谷鉄道が運行するオリジナルヘッドマークの列車(2月)=共同

路線は渡良瀬川沿いの山間部を走り、群馬県桐生市から栃木県日光市までの44.1キロを結ぶ。桜や紅葉など四季折々で変わるのどかな景色が人気だ。もともとは足尾銅山で産出される銅の運搬用に敷設され、今でも明治・大正期に建設された橋やプラットホームが残っている。

マークは直径57センチの円形でアルミ合板。料金3万2400円で列車に10日間掲示され、桐生―間藤間を1日4、5往復する。使用後のマークは引き取ることもできる。3月までに7組の個人・企業が利用し、家族の誕生日に合わせて写真を掲示したり、東京の出版社が鉄道漫画をPRしたりといった例があった。

桐生市の大沢恵美子さんは1月末から、孫の生方康太ちゃんの写真を掲示し、5歳の誕生日の記念にした。康太ちゃんの笑顔の周りに、恐竜や新幹線などの絵をちりばめたデザインを考えた。大沢さんは「孫は『ありがとう。うれしい』と言ってくれた」と満足そうに語った。

同鉄道の樺沢豊社長は「ほんわかする写真が掲示され、沿線の景観ともなじんでいる」と話し、利用者増に手応えを感じているという。問い合わせは同鉄道電話0277・73・2110。〔共同〕

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