アルミ国際価格が急反発 米のロシア追加制裁が影響
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アルミニウムの国際価格が急反発している。指標となるロンドン金属取引所(LME)の3カ月先物は1トン2140ドル台後半と1週間で1割上昇した。米国が先週末にロシアへの追加制裁を発表。同国のアルミ大手、ルサールが新たな対象に加わって同社株が急落した。同社の経営不安や供給減の思惑から買い戻しが活発になっている。
ルサールのアルミ生産量は年間400万トン程度。うち米国向けは50万~60万トンとみられ、中国...
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