2018年7月24日(火)

日銀、香港と決済接続へ 邦銀の外貨調達しやすく

2018/4/10 20:00
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 日銀は10日、香港金融管理局(中央銀行に相当)と新たな決済インフラをつくると発表した。国内銀行が持つ日本国債を担保に、現地で香港ドルを調達しやすくする。外貨調達の手段を広げ、銀行などの決済を安定させる狙い。2021年春ごろの実現を目指す。

 日銀の決済システム「日銀ネット」と香港のシステムをつなぎ、日本国債と香港ドルを同時に決済できるようにする。日銀ネットが海外の中央銀行とつながるのは初めて。邦銀が外国銀行に日本国債を担保として差し出し、外国銀行が邦銀に香港ドルを融通する仕組み。

 邦銀が香港ドルを調達して企業などに貸し出す場合、日本円と米ドル、香港ドルを組み合わせる為替スワップ取引を使うのが一般的だ。だが、ドルの調達が難しくなった場合、香港ドルも調達しにくくなるリスクがある。邦銀による短期市場での香港ドルの調達は数千億円規模とされる。将来的には、他の通貨にも同様の決済インフラが広がる可能性がある。

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