発進 未知の旅へ 乗って楽しむ食や風情(熱撮西風)

2018/4/13 2:00
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海に浮かぶ高級旅館、街を行く和食レストラン。そして線路も走るバス――。富裕層やニッチな体験を求める人たちをターゲットに、新たな移動手段が西日本で続々登場している。

2017年10月にデビューした小型客船「ガンツウ」は広島・尾道を母港に瀬戸内海を巡る。切り妻屋根の船体は海に浮かぶ和風旅館のようだ。国内の富裕層を狙い1泊40万~100万円の全19室がスイート。既に4回乗船したリピーターもいる。訪日客の獲得にも力を入れる。

愛媛県今治市の大三島沖に停泊するガンツウ

愛媛県今治市の大三島沖に停泊するガンツウ

船上ではタコ、車エビ、アワビといった地元の魚介が楽しめる。右上はカクテル「ガンツウ」

船上ではタコ、車エビ、アワビといった地元の魚介が楽しめる。右上はカクテル「ガンツウ」

京都の景色と一緒におばんざいや地酒が楽しめるレストランバスの限定ツアーが運行された。高速バス会社のWILLER(大阪市)が主催する。参加者でカナダ人のバルン・サルカールさん(31)は「次は家族で楽しみたい」と話す。夏から通年で開催する予定だ。

京都の風情を感じながら舞妓さんに乾杯

京都の風情を感じながら舞妓さんに乾杯

いつもより高いところで平安神宮の鳥居をバックに記念写真

いつもより高いところで平安神宮の鳥居をバックに記念写真

徳島県海陽町の阿佐海岸鉄道では、線路と道路の両方を走行できるデュアル・モード・ビークルの導入を目指し、試乗会を行っている。実現すれば世界初の本格的な営業運行で、鉄道ファンらがターゲット。地域の観光資源としても期待をかける。

デュアル・モード・ビークルは子どもたちにも人気

デュアル・モード・ビークルは子どもたちにも人気

道路とレールの「両刀使い」が実現すれば地域の足だけでなく新しい観光の手段にも

道路とレールの「両刀使い」が実現すれば地域の足だけでなく新しい観光の手段にも

(写真部 浦田晃之介、為広剛)

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