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「かぼちゃの馬車」運営会社、民事再生法申請

スルガ銀の重荷に

女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営するスマートデイズ(東京・中央)は9日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し受理されたと発表した。入居者を集められず、所有者への賃料の支払いが止まるなど運営に行き詰まった。同社によると3月末時点の負債総額は約60億円に達する。

スマートデイズは投資目的の所有者が建設したシェアハウスを一括で借り上げたうえで女子学生らに転貸する「サブリース」と呼ばれる業者。1軒あたり1億円超とされる建設と不動産の取得費用のほぼすべてをスルガ銀が融資していた。所有者の大半は副収入を得たい30~50歳代の会社員で、スマート社からの賃料収入をスルガ銀への返済の原資にしていた。

ただスマート社は入居者を十分確保できず、今年1月から所有者への賃借料の支払いが止まった。所有者はスルガ銀への返済に窮しており、被害者の相談に応じている弁護士によると自己破産を申請した所有者も出ているという。

シェアハウス所有者に1000億円規模を融資しているスルガ銀にとっても重荷になっている。年初に2500円を超えていた株価は下落傾向が続き、足元では1500円前後で推移する。今後の情勢次第では貸倒損失が膨らむ可能性もある。

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