中国首相「訪日へ良い雰囲気を」 河野元衆院議長と会談

2018/4/9 18:30 (2018/4/9 20:47更新)
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【北京=永井央紀】中国の李克強(リー・クォーチャン)首相は9日、北京の人民大会堂で河野洋平元衆院議長が会長を務める日本国際貿易促進協会の訪中団と会談した。5月上旬で調整中の自らの訪日を念頭に「日中関係はカギとなる時期に来ている。指導者が相互訪問できる良い雰囲気と民意をつくることが大事だ」と述べ、日本側に歴史などの問題で中国側の立場への配慮を求めた。

李氏は日中関係について「改善の勢いがあるが、一部でチャレンジにも直面している」と指摘。北朝鮮の核問題には「各国が北朝鮮と対話することを歓迎したい」と述べた。米国との貿易摩擦では「米国は重要な貿易パートナーだ」とし、交渉による解決を目指す考えを示した。

河野氏はこれに先立ち、今月中旬に訪日する王毅国務委員兼外相とも会談した。王氏は訪日時に開く日中ハイレベル経済対話の準備状況を説明した。

同協会は毎年春に訪中しており、李首相との会談は2年連続。2016年は当時、副首相だった汪洋(ワン・ヤン)全国政治協商会議主席との会談だった。

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