中国スマホ出荷27%減 1~3月、買い替え鈍る

2018/4/9 20:30
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【広州=中村裕】中国のスマートフォン(スマホ)市場の落ち込みが深刻になってきた。中国政府系のシンクタンク「中国情報通信研究院」が発表した2018年1~3月期の中国市場におけるスマホの出荷台数は、前年同期比27%減の8187万台だった。市場は17年の年初から低迷を始め、同年は通年で11.6%減となったが、18年1~3月はさらに大幅な落ち込みとなった。

中国のスマホ市場の落ち込みが深刻になってきた(4月、広東省広州市内のファーウェイの販売店)

中国のスマホ市場の落ち込みが深刻になってきた(4月、広東省広州市内のファーウェイの販売店)

直近の3月の出荷実績も前年同月比28.6%減の2808万台となった。10年以降、スマホが急速に普及し、世界最大となった中国市場だが、17年は初めて前年比で2ケタ減と落ち込み、18年に入ってさらに販売低迷の様相が鮮明になった。

背景にはスマホの機能や品質が飛躍的に向上し、買い替えサイクルが2年半を超えるようになったことがある。差別化も難しくなり、買い替え意欲を刺激できなくなったこともある。次世代通信規格「5G」に対応し、動画が一段と見やすくなるなど大きな変化がない限り、市場の低迷が続くとの見方が大勢だ。

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