「カモノハシ」700系引退へ 東海道新幹線、20年に

2018/4/9 11:25
保存
共有
印刷
その他

JR東海が東海道新幹線(東京―新大阪)で運行する車両「700系」を2020年3月のダイヤ改正を機に引退させる方針を固めたことが9日までに分かった。先頭のくちばしのような形状から「カモノハシ」との愛称で親しまれてきたが、高速化に対応できず、登場から21年で東海道区間から姿を消す。JR西日本が管轄する山陽新幹線(新大阪―博多)では改正後も運行を続ける見通し。

JR東海道新幹線で運行する車両「700系」(3月、東京都港区)=共同

700系は1999年3月に運行を開始。先頭の形状は空気抵抗を低減するために考案され、斬新なデザインは子供らの人気を集めてきた。車内の座席周辺の空間が広く、比較的ゆったり座れるのも特徴だ。現在は主に「こだま」の車両で使われている。

JR東海は20年3月のダイヤ改正後、東海道区間を最高時速285キロで走れる車両に統一するため、同区間を最高時速270キロで走る700系の運用を終えることにした。具体的な引退日は未定で、「さよなら運転」も実施されるとみられる。

ダイヤ改正後は主力車両「N700A」が残り、新型の「N700S」が20年度に営業運転を始める予定だ。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]