2019年1月21日(月)

グラブとウーバーの事業統合 比当局が延期命令
市場独占の審査に時間

2018/4/7 19:02
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【マニラ=遠藤淳】フィリピン競争委員会は7日、配車アプリ大手グラブ(シンガポール)による米ウーバーテクノロジーズの東南アジア事業の買収について、競争法に関する審査を終えるまで比国内の事業統合を延期するよう命令を出した。両社は8日に東南アジア全域の事業を統合する計画だった。

同委のバリサカン委員長は7日、「事業統合でグラブが市場を独占すれば輸送サービスの公共性を損なう可能性がある」と話した。シンガポールの競争当局も6日、同国内での事業統合を15日まで延期することでグラブ、ウーバーと合意した。

フィリピン競争委員会は最長75日かけて1次審査を実施。競争環境を著しく損なうとみなした場合は2次審査に移り、最長120日かけて、事業統合を承認するかどうか結論を出す。

5日には公聴会が開かれ、同委がグラブとウーバーの幹部に統合延期を要請。ウーバー幹部は「フィリピンの市場から撤退しつつあり、事業継続に必要な資金や人材は既にない」と述べるなど事業継続は難しいとの考えを示していた。

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