2018年5月26日(土)

「住人どこに」「何が」 逮捕の男、交流少なく
鹿児島・日置の3人死亡

九州・沖縄
2018/4/7 12:33
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 鹿児島県日置市の男女3人殺害事件発覚から一夜明けた7日、近くの別の住宅に住む親族の男が逮捕された。被害者はいずれも現場の民家の住人ではなく親族や近隣住民と判明。「何があったのか」。「住人はどこに」。住民らの間で、戸惑いや不安が広がった。

 現場はJR湯之元駅に近い住宅街。周辺には規制線の黄色いテープが張られ、警戒に当たる警察官やパトカーで物々しい雰囲気に包まれた。民家に住む80代女性と60代の次男の行方が分からなくなっており、近隣男性(69)は2人の安否を心配していた。

 逮捕された岩倉知広容疑者(38)は次男の息子。一家をよく知る男性らは「引きこもりがちで、最後に見かけたのはかなり前。車が好きだったが、働いておらず家族から援助を受けていたのでは」などと語った。

 報道で事件を知った近くの女性(51)は「亡くなったのは住人だと思っていた。なぜご近所の方が」と戸惑った様子。

 住民らによると、女性の夫は開業医で数十年前に亡くなった。女性と次男は10年以上前から2人暮らしだった。女性は草花の世話が好きで「自宅前で楽しそうに鉢植えに水をあげていた」という。次男は、食事の用意から掃除まで1人でこなし、2人は仲の良い様子だった。

 周辺は「日中は人通りもあるが、夜間は行き交う人も少ない」(住民)という。区画整理が実施され、新しい家が多く、市立湯田小や病院がある。〔共同〕

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