幸和製作所、歩行支援ロボットを共同研究 産総研と

2018/4/6 22:30
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福祉用具製造の幸和製作所は6日、産業技術総合研究所と共同で、高齢者の介護施設内での歩行を支援するロボットを研究すると発表した。センサーで左右へのふらつきなどを検知して転倒を防ぎ、他人との衝突も避ける。要介護者が介護士の手助けや見守りなしでも歩けるようにするのが目標。同社は2020年2月期の製品化を目指す。

センサーを使って転倒を防ぎ、ヒトとの衝突も避ける(共同研究する歩行支援ロボットのイメージ図)

共同研究するのはモーターで自律移動するロボット。要介護者は前腕を肘置きに乗せ、脚の負担を軽くして歩く。よろめくとセンサーが感知し、両脇腹にあてがったパッドが動いて転倒を防止する。ヒトやモノとぶつかりそうなときは自動的に止まる。

要介護者は歩きたいときに音声などでロボットを呼び出す。ベッドから立ち上がったり、トイレで向きを変えたりする動作もロボットが支援し、自動的に充電もする。

幸和製作所によると、転倒の恐れがある要介護者は施設内で車イスを利用することが多く、ますます歩行機能が衰えていくという。玉田秀明社長は「歩く機会を増やすことで健康寿命を伸ばすとともに、介護士の負担も軽くしたい」と話す。

同社は高齢者が屋外で歩くのを補助するシルバーカーの最大手。介護保険のレンタル対象となるロボットの開発、販売実績もある。

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