2018年6月20日(水)

神事用大麻栽培の免許交付 三重、神社関係者ら申請

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2018/4/5 19:03
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 神事のしめ縄などに使う大麻の国産化を目指し、三重県内の神社関係者らで構成する「伊勢麻振興協会」(同県伊勢市)が許可申請していた大麻栽培について、県は5日、免許証を交付した。記録が残る1989年以降、県内で許可が出るのは初めて。

三重県の担当者(右)から、交付された神事用の大麻栽培の免許証を受け取る「伊勢麻振興協会」の関係者(5日午後、津市)=共同

 大麻の茎から取った繊維を加工し、祭具やしめ縄に使うが、近年は中国産が9割を占める。協会は2016年11月に申請、県は外国産で代替できる上、盗難対策が不十分として不許可にしていた。

 協会は防犯カメラ設置など盗難対策を強化し、今年1月に再申請。県は全国と比較しても高い基準の盗難対策が施されていることや、県内の神社から要望が寄せられたことなどを踏まえ、国産を使う必要性があると判断した。

 県によると、16年12月末時点で、栃木や岐阜など12道県の37人に大麻栽培の免許証が交付されているという。

 三重県は今後、月に1回程度、抜き打ちで管理態勢をチェックする方針。協会で理事を務める皇学館大の新田均教授は「重い責任を負ったと感じている。地元の理解を得ながらやっていきたい」と話している。〔共同〕

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