/

防衛相、日報問題「隠蔽にあたるか厳密に調査」

(更新)

参院外交防衛委員会は5日午前、防衛省が「存在しない」と説明していた陸上自衛隊のイラク派遣部隊の日報が見つかった問題を巡り審議した。小野寺五典防衛相は、陸自が日報の存在を把握しながら当時の稲田朋美防衛相に報告していなかったことについて「なぜ報告されなかったのか、大きな問題だ」と指摘。「隠蔽にあたるか厳密に調べたうえで国会に報告する」と言明した。

陸自イラク派遣部隊の日報が発見された問題で経緯を説明する小野寺防衛相(5日午前、参院外交防衛委)

小野寺氏は「シビリアンコントロール(文民統制)が機能していなければ公表されていなかった」と述べ、文民統制が機能していないとの指摘を否定した。「政治主導でうみを出し切る」とも述べ、大野敬太郎防衛政務官をトップとするチームで調査する考えを強調。結果を踏まえ「厳正な措置を含めて対処する」とも語り、関係者の処分の可能性を示唆した。過去の国会答弁との食い違いについては「不信を持たせたことをおわびしたい」と改めて陳謝した。

日報は昨年2月に稲田氏が国会で「見つけることはできなかった」と答弁していたが、今月2日に小野寺氏が発見の事実を公表。4日になって陸自研究本部(現・教育訓練研究本部)が昨年3月27日の段階で把握していたことが判明した。防衛省は発見した日報をこれまで376日分としていたが、408日分だったと訂正した。

菅義偉官房長官は5日午前の記者会見で一連の日報問題について「大きな問題で極めて遺憾だ」と強調。「防衛相のリーダーシップのもとに事実関係を明らかにする」と述べた。公明党の山口那津男代表は党会合で「国会にいわば嘘をついていた。国民をだますに等しい行為だ」と批判した。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン