2019年4月20日(土)

サル入浴でストレス解消か 京大が論文、ホルモン測定

2018/4/4 0:00
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野生のニホンザルも温泉に入ってストレスを解消しているとみられることが、ストレスの指標となるホルモン濃度を測定することで分かったと、京都大霊長類研究所のラファエラ・サユリ・タケシタ研究員のチームが国際科学誌電子版に3日、発表した。

長野県山ノ内町の地獄谷野猿公苑で入浴するサル=ラファエラ・サユリ・タケシタ研究員提供・共同

チームは長野県山ノ内町の地獄谷野猿公苑で2014年、雌ザル12匹をそれぞれ週3回、計90分間観察し入浴の状況を調査。また、ふんを採取し、ホルモン「グルココルチコイド」の濃度を調べた。

論文では、同じサルで濃度を比べた結果、冬には、入浴が観察された週は平均で20%ほど低くなる傾向があり、温泉でストレスが低下したと考えられたとした。

タケシタ研究員は「ニホンザルは冬に攻撃性が高まる他、寒さでストレス値が高くなるはずだが、人間と同じように温泉の効果で低くなったのでは」と話している。

〔共同〕

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