オンライン英会話のレアジョブ、九州支社設立
西鉄にもサービス提供
オンライン英会話のレアジョブは3日、九州支社を設立した。企業のグローバル人材育成ニーズが九州でも高まっていることが背景にあり、法人向けの営業担当者を配置した。すでに西日本鉄道から受注しており、西鉄社員の英語力向上にレアジョブのプログラムを提供することが決まった。
レアジョブはフィリピン在住の英会話講師と日本の受講者を無料のテレビ電話ソフト「Skype(スカイプ)」でつなぐマンツーマンのレッスンを提供している。
西鉄は2017年に英語学習を支援する「グローバルチャレンジャー制度」をスタートしている。同制度に登録する若手中心の約130人のうち希望者が受講する。受講者はレアジョブに費用をいったん支払い、一定回数を受講すれば西鉄が全額負担する。
レアジョブは三井物産が筆頭株主。九州では製造業を中心に英語教育のニーズが高まっているが、英会話教室などの競合が少なく、勝機があるとみる。