2019年8月18日(日)

パナソニック、ものづくり系スタートアップを買収

2018/4/3 23:00
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パナソニックは、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」関連の家電や先端技術を使ったスマートトイなどを手掛けるスタートアップであるCerevo(セレボ)の子会社を買収した。

買収したのは18年2月に設立された「Shiftall(シフトール)」。Cerevoで培った製品開発や製造のノウハウを生かして、ハードウエアの開発・製造・販売を行う。Cerevoから従業員が一定数移籍しており、従業員数は管理職を含めて26人。ほとんどがエンジニアという。代表取締役最高経営責任者(CEO)には、Cerevo創業者の岩佐琢磨氏が就任。パナソニックはShiftallの全株式を買収済み。

パナソニックは、17年4月にビジネスイノベーション本部を設置した。「デジタル時代に即した新たな顧客価値提供プロセスの構築」や「顧客への深い共感と学習サイクルに基づく新たな商品開発」を目指してきたという。今回の買収もこの取り組みを加速させるもので、Shiftallはビジネスイノベーション本部の傘下に入る。

Cerevoは今後、これまでに培ったIoT家電の技術やリソース、ノウハウなどを用いて、さまざまな顧客と共同でハードウエア製品の開発や設計、製造を行い、その業務の比重を高めていく。ハードウエアを手掛けるスタートアップの支援も行うという。一方で、既存製品の生産・販売・サポートや、新規製品の企画・開発も引き続き行うとする。従業員は従来の約90人に対し、約45人体制とした。

Cerevoの新たな代表取締役には青木和律氏が就任する。青木氏は大手重工業メーカーの出身。08年に独立してハードウエアの製造支援に取り組み、15年にはハードウエア関連スタートアップの支援施設「DMM.make AKIBA」に入居。農業IoTに取り組むかたわら、DMM.make AKIBAの受託開発もサポートしてきた。

(ライター 赤坂麻実)

[日経 xTECH 2018年4月2日掲載]

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