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自分の部屋に商品を投影 VR使いネット通販

ITベンチャーのPsychic VR Lab(東京・新宿、サイキックVRラボ)は3次元(3D)空間でネット通販を運営できるサービスを開発した。自宅などで専用のゴーグルをつけると、衣料品や小物などの立体画像が表示される仕組み。アパレルメーカーはブランドの世界観をアピールしやすくなるという。

ヒト型モデルで試着も

米マイクロソフトが運営する「マイクロソフトストア」で4月から専用アプリの提供を始めた。マイクロソフトの複合現実(MR)用端末「ホロレンズ」を装着して使用する。

第1弾として若者向けアパレルブランドの「chloma」が出店する。利用者は、自宅の壁などに投影された商品の画像から好みのものを選ぶことができる。商品は、3Dのヒト型モデルに着せたり、左右に自由に角度に動かしたりして商品の形状や素材感などを確認できる。商品を紹介する文字情報も投映。欲しい商品があればその場で購入も可能だ。日本語だけでなく英語や中国語、ロシア語にも対応する。

アパレル商品はネット販売に力を入れているが、店頭販売と違い商品コンセプトを伝えにくく、ファンづくりに苦心するケースも目立つという。新サービスはあたかも実際の店舗の中で商品を選んでいるかのような没入感を演出できるとして、売り上げ拡大が期待できるという。

MRはMixed Realityの略。仮想現実(VR)と、現実世界に3D映像を見せる拡張現実(AR)が融合したもので、国内外の企業が開発を競い合っている。新サービスは3月に米国のテキサス州オースティンで開催されるテクノロジーと音楽のイベント「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」で展示した。同社は2016年から個人がVR技術を使い3D空間を作成できるサービスも提供している。

(鈴木洋介)

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