2018年9月21日(金)

警備・案内・清掃 ロボットにお任せ 三菱地所が導入

スタートアップ
2018/4/3 14:13
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 三菱地所は3日、本拠とする東京都千代田区の丸の内地区で管理しているビルの警備や案内、清掃にロボットを活用すると発表した。首都の玄関口であるJR東京駅前の丸の内は店舗が増えており、休日を含めて来訪者数が伸びている。最新技術を活用し、深刻になっている警備員や清掃員らの人手不足を補う。効率的な使い方や性能を見極め、導入地域を広げていく。

 同日、ロボットの一部を報道陣に公開した。

 新丸ビルの地下1階で綜合警備保障(ALSOK)の自律走行可能な警備ロボット「リボーグ・エックス」の最新型を2日から1台導入した。まず従来いた警備員1人分の業務を置き換える。

 警備ロボットは高さ145センチメートル、幅70センチメートル。昼間は定位置に置き、防災センターと接続したカメラで人通りを監視。トラブルの際などは警備員が駆け付ける。夜間は館内を自動で巡回し、侵入者がいれば警報を発する。

 備え付けの画面を来館者が操作すると、店舗や駅への道順を検索できる。画面では火災発生時に避難路なども表示する。

 案内に特化したロボットの導入実験も30日から1週間実施する。スタートアップ企業のハタプロ(東京・港)が開発したフクロウを模したロボット「ズック」を新丸ビル1階と丸ビル5階に計4台置く。

 ロボットの前に立った来館者の顔から人工知能(AI)がおおよその年齢と性別を判別。館内のお薦めのレストランを日本語や英語で伝える。

 近くの地下通路などでは5月、ソフトバンクロボティクス(東京・港)や日本信号が開発した複数の清掃ロボットを入れる。

 このほか、人手を介した案内業務では立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」を2台使い、スムーズに進める。三菱地所が参加する官民協議会が2日、セグウェイに乗った案内員が道案内や写真撮影をする無料サービスを丸の内仲通りで始めた。

 朝から夕方までの1日3回(1回30分間)、制服を着た案内員2人がセグウェイにそれぞれ乗り、時速6キロメートル以下でゆっくり巡回する。

 通常は公道上を走れないが、時間を区切るなど条件を満たして許可を得た。千代田区の公道では初めての試み。まず1年間サービスを続けて運用上の課題を探る。

(大林広樹)

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