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「社長を超えろ」 スタートアップ9社が合同入社式

健康支援のFiNC(東京・千代田)などスタートアップ企業9社は2日、都内で合同入社式を開いた。各社トップが新入社員合計20人を前に「社長を超えるつもりで自ら動いてほしい」とエールを送った。スタートアップは他社との連携が成長の鍵になるため、新人のうちから自社以外のネットワークを作ることが、企業の成長に有益だとみている。

合同入社式ではスタートアップ9社のトップが新人にエールを送った(2日、都内)

合同入社式を開いたのは人事管理ソフト開発のSmartHR(東京・千代田)、ファッションサイト運営のFABRIC TOKYO(東京・渋谷)など。

農業支援システム開発のファームノートホールディングス(北海道帯広市)の小林晋也代表取締役は「与えられた仕事をこなす大企業と違い、スタートップは自分で考えないといけない。その不安を乗り越えてほしい」と挨拶で語った。

参加9社はコロプラ元副社長の千葉功太郎氏が出資する企業の交流会を通じて生まれた。千葉氏は「スタートアップの新卒は各社1人や2人の場合が多い。横のつながりができることで社員の意欲を向上させ、新たなビジネスが生まれる可能性がある」と、合同入社式の意義を語る。

新卒の一人、一橋大学経済学部卒の田辺竜昂氏(24)は大企業を含めて100社ほどまわってFiNCへの入社を決めた。同級生の多くは大手の商社や銀行に就職した。「学生サークルでカウンセリングに取り組んだ。自分の経験や本当にやりたいことに合う会社として選んだ」と言う。

創業メンバーでも中途入社組でもない新卒が入社することで、しがらみのない新しい発想が出てくることを期待している。今回の参加企業は、新入社員向けの合同宿泊研修も行う予定だ。社会人として基礎的なスキルを合同で培いながら、会社に新風を呼び込む。スタートアップの新たな人事戦略になるかもしれない。(榊原健)

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