2019年4月22日(月)

鳥取県智頭町にジビエ処理施設、食害のシカ年500頭活用

2018/3/30 22:43
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鳥取県智頭町で町内初となるジビエ(野生の鳥獣肉)の解体処理施設が完成した。シカによる農林業の被害に苦しんできた地元の要望を受け、総事業費約1900万円の6割ほどを県と町が補助した。施設代表に就いた同町の赤堀広之さん(27)は28日に行われた完成式典で「施設を活用し、鳥取ジビエの発展を支えたい」とあいさつした。

鳥取県智頭町に完成したジビエ処理施設「ちづDeer's」

施設は解体処理の機材や商品として出荷するための真空包装機などを装備する。同町では2016年度だけで約1300頭のシカが捕獲されたが、ごく少数を自家消費する以外は大半を土に埋めて処理してきた。今後施設で年間500頭を処理し、ジビエとして活用する計画だ。

農林水産省によると、16年度の都道府県別のシカのジビエ利用量は、鳥取県が北海道に次いで2位。ジビエ振興に力を注ぐ県の担当者は「鳥取産ジビエの新たな普及拠点に育ってほしい」と期待している。

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