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九州新幹線でFGT困難の意見相次ぐ 与党PT

自民、公明両党は30日、整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の会合を開き、九州新幹線長崎ルートの建設方式の採算性について協議した。PT検討委員会の山本幸三委員長は終了後、フリーゲージトレイン(FGT、軌間可変電車)の導入は難しいとの意見が相次いだことを明らかにした。

FGTでは収支改善効果が薄く、時間短縮効果も小さいとの試算も示されたといい、同ルートでのFGT導入は困難な状況になりつつある。JR九州は既に昨年、コスト高などからFGT導入は難しいとの判断を示している。

会合で国土交通省は全線フル規格、FGT、ミニ新幹線の3つの建設方式について、それぞれ費用対効果や収支採算性などの試算を提示。フル規格方式が最も建設費が高い一方、費用対効果も最も高いとの内容が示された。

山本委員長は会合後、FGTについて、開発面で技術的なメドは立つ見通しではあるものの「さらなるコスト改善は困難と報告された」と説明。山陽新幹線との乗り入れも困難で「それでは意味がないじゃないかという感じがする」と述べた。ただ、引き続き関係者間での協議は続け、夏ごろまでに結論を出す考えを示した。

JR九州は「今後、JR九州としての意見を取りまとめていくことになるが、今の段階でコメントすることはない」としている。

PTは4月中にも長崎県や佐賀県、JR九州から意見を聞く場を設ける考えだ。

JR九州と長崎県は全線フル規格での整備を求めている。一方、佐賀県は追加の財政負担に難色を示している。

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