さいたま市は観光スポットで浴衣を無料で貸し出すサービスを始めた。浴衣を着て街を巡ってもらい、SNS(交流サイト)で写真やコメントを発信してもらうことで外国人の誘客につなげる。
5月15日まで見沼グリーンセンター、漫画会館、大宮盆栽美術館の3カ所で浴衣を貸し出す。子ども用もそろえ、傘や扇子などの小物も貸し出す。貸し出し場所には、英語や中国語で簡単な着付け方法を記した説明書を掲示する。
大宮盆栽美術館や盆栽村、見ごろを迎えている見沼田んぼの桜回廊に誘客する。同市によると、先ごろ開かれたウオーキングイベント「さいたマーチ」に参加した台湾からの観光客らが貸し浴衣を利用し、見沼田んぼを楽しんだ。