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廃炉の現場、疑似見学 東電が福島第1原発の動画公開

東京電力は29日、福島第1原子力発電所で進む廃炉作業と汚染水対策の現場を知ってもらおうと、発電所構内を360度カメラなどで撮影した動画の公開を同社ホームページ上で始めた。構内を疑似的に見学できる。

福島第1原発構内を360度カメラなどで撮影した動画の一場面=東電提供・共同

動画の多くは現場にいる人の視点で撮影。事故が起きた1~4号機の原子炉建屋を間近で見られるほか、高濃度汚染水を浄化する設備、浄化後の処理水を保管するタンク群などを、歩きながら見学している感覚で視聴できる。画面では、それぞれの場所の空間放射線量も確認できる。

第1原発を視察した人は2017年度、2月末時点で延べ約1万1400人に上る。対象は技術者や自治体、報道機関などに限られ、一般の人は自由に見学できない。東電の担当者は「事故から7年がたち、本格的な廃炉作業が進む現場を、映像を通じてより多くの人に見てもらいたい」と話した。

動画のURLは、http://www.tepco.co.jp/insidefukushimadaiichi/index-j.html〔共同〕

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