中国CITIC、華信能源の買収検討

2018/3/28 22:42
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【香港=粟井康夫】中国の国有複合企業最大手、中国中信集団(CITIC)は28日、経営難に陥っている新興エネルギー企業、中国華信能源(CEFC)の買収を検討していると明らかにした。チェコで展開する欧州部門など一部事業が対象との観測もある。主力の金融以外のビジネスを拡大し、収益源を広げる狙いがある。

CITICの常振明董事長が香港上場子会社である中国中信の決算記者会見で「予備的な交渉をしている」と認めた。上場子会社と無関係として詳細に言及しなかった。

CEFCは石油開発などを手掛ける新興の民営企業。中国国有3大メジャーに並ぶ規模に急成長したが、海外で手掛ける買収案件の経緯などを巡り、葉簡明董事会主席が中国当局による調査を受けたと報じられていた。

中国中信の2017年12月期の純利益は439億香港ドル(約5900億円)と前の期比2%増。銀行・証券など金融部門が堅調な一方、資源エネルギー部門が引き続き赤字だった。常董事長は米国による鉄鋼・アルミニウムの輸入制限について「特殊鋼の米国への輸出割合は低く業績への影響は限られる」と語った。

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