こんにゃくでハラルメニュー 岩手・一関のレストラン

2018/3/29 1:31
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イスラム圏からの訪日外国人を呼び込もうと、岩手県一関市のレストランがイスラム教徒(ムスリム)への対応を進める。イスラム教の戒律を満たすハラル認証を取得したメニューを開発し、礼拝室も設けるなどして安心して食事が楽しめるようにする。整備資金はクラウドファンディングで集める計画だ。

旅行業のイーハトーブ東北(一関市)が運営するレストラン「KABURAYA(かぶらや)」で取り組む。客席数は70で一関・平泉地方の食材提供を提供している。

まずハラル認証を取得している地元食品会社とこんにゃくを活用したメニューを開発。レストラン内に3.6平方メートルほどの礼拝室を設ける。地元染物店と藍染めを使った礼拝用マットを開発するほか、礼拝の前に足などを水で清めることができる「小浄施設」も用意する。

イーハトーブ東北の松本数馬社長は昨年、地元の若手経営者らと「一関平泉イン・アウトバウンド推進協議会」を設立して観光事業に力を注いでいる。国内ではマレーシアやインドネシアからの観光客が増えているが、東北ではまだ少ない。松本社長は「ハラル認証にとらわれず、どこまですればムスリムに受け入れられるのかを示したい」と話す。開発したメニューのレシピなどの情報を提供して「この地域でムスリム対応の店を増やしたい」という。

資金は4月30日までに100万円の調達をめざす。1口1万円のコースの場合、礼拝室への名前の掲示や食事券、こんにゃくの詰め合わせなどを特典にする予定だ。

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