2018年12月16日(日)

しなの鉄道、5年で設備投資103億円 車両更新など

2018/3/28 23:00
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しなの鉄道(上田市)は28日の取締役会で第四次中期経営計画(2018年度~22年度)を了承した。老朽車両の更新など5年で103億円を投資する予定。少子高齢化で減少する旅客収入を軽井沢駅に開設した集客施設などの関連事業で補い、売上高にあたる営業収益は22年度に今年度見通し比で微増を見込む。

輸送人員は今年度見込みで1480万人だが、通勤・通学利用が徐々に減少し22年度は1410万人と想定した。営業収益は今年度見込みが44億4900万円なのに対し、22年度は44億6800万円。旅客収入は8000万円強減少するが、関連事業の割合を今年度見込みの11%から16%まで高めて減収分を補う。

5年間の設備投資額は103億円と、3次計画の実績74億円(計画は約61億円)を大きく上回る。19~22年度に計28両の車両購入費として約60億円を計上した。国や県、沿線市町の補助金、借入金などでまかなう計画。

車両購入は27年3月期まで続き、計52両を購入する。トイレ付き車両を導入してサービスを向上する。「有料ライナー」の導入も計画し、平日は通勤・通学用に小諸―長野、週末は観光用に軽井沢―妙高高原の運行を検討する。

駅にサービスや交流機能を持たせ、鉄道利用者以外にも利用してもらう。玉木淳社長は「会社設立から20年は安全運行に必死だった。これからは地域に貢献する新たな地域鉄道を創造する」と述べた。

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